タクシードライバー転職経験談

誰かと一緒に仕事して行くのはもうたくさんだ!一匹オオカミ、自分の体とタクシーひとつ。タクシードライバーになって、あなたも悠々自適を手に入れましょう!

初めまして。私は44歳、男、都内でタクシードライバーをしております。社会的地位が高いわけでもないし、賃金も特別高くはない仕事ですが、私にとってこの仕事は、苦節20年の人生でついにたどり着いた天職だと言えます。私の体験が、これからタクシードライバーになりたいと思っている、もしくは今の仕事をとにかくやめたい、高齢でも再就職できる仕事を探している、そんな方の一助になれば幸いです。

まず、私、前職は不動産の営業マンでした。皆さんのご想像通りブラックな仕事でして、来る日も来る日もお客様との物件取引のノルマに追われていて、残業は当たり前、営業課で表彰されたこともありますが、いつも数字を気にして仕事をしている毎日に、なんのために生きているのだろう、と軽いうつ状態になってしまいました。30代後半に差し掛かるとそれは顕著になります。上司と部下の間に位置するいわゆる「中間管理職」になるわけです。毎日の営業活動の他に、部下の評価をする仕事もこなさなくてはならなくなり、体と心は疲弊しきっていました。とうとう、限界を迎えて、仕事を休むようになってしまい、これ以上会社に迷惑をかけるわけにも、自分のからだも耐えきれない、と仕事を辞めました。再就職先も当時は決まっておらず、途方にくれておりました。

貯金も底をついてきたある日、一念発起して再就職に向けて活動し始めました。結局、他業種への就職を諦め、同業種の仕事を探していたのですが、いくら人手不足の不動産営業分野といえども、学もない、中年の私の就職活動は苦しいものになりました。その旨を地元の友人へ相談すると「タクシードライバーなんてどうだ?高齢の人がたくさん頑張っているぞ?」とアドバイスしてくれ、全く思いもつかなかった私は「これだ!」と意気揚々。早速、タクシードライバーの仕事について調べ始めました。

タクシードライバー業界も慢性的な人手不足ということで、再就職活動には追い風だと思いました。また、自分と同じように他業種で心と体が疲弊した方が行き着くケースが多いということで、負い目を感じることもないのかな、と思いました。これは後に実際に就職してわかったのですが、実際、同じような方、人生の先輩方がたくさん在籍していて、助かっています。そして、給料面ですが、やはり人口の多い、需要がある都会、特に都内が給与面では一番期待できるということで、一念発起、東京都での就職活動をし始めました。

実際に面接に行くと、今までの面接とは異なり、私のような経歴、年齢のものを蔑ろにする雰囲気はなく、受け入れていただきました。自分でもびっくりするほどすんなりと決まりました。40代のタクシードライバーは、業界ではまだまだ若手と言われる層であるらしく、むしろウェルカムだと言っていただけました。

実際の業務内容ですが、本当に満足しています。朝、営業所に出向き、勤務終了後、営業所に寄るだけで、あとははタクシーと己の体一つで勤務できるので、職場の人間関係に悩まされることはありません。お客様とのトラブルがないわけではないですが、仕事場のように派閥などがあるわけではないのですが、業務内容の一部だと割り切って対応できています。

勤務時間に関しては朝から深夜まで働くことになり、一度の勤務時間は前職よりも長いのですが、勤務した次の日は必ず休みをいただけるので、疲れが蓄積して行くということがないのが大事です。歳も歳ですし、体力面は心配ですからね。また、私は海外旅行が趣味なのですが、この仕事は長期休暇が取りやすいのも魅力的です。タクシーは歩合制給料となりますので、たくさん休んでも自分の歩合が減るだけです。会社勤めの頃よりも趣味をエンジョイできています。

以上、私の他業種からの転職経験談でした。今の職場の人間関係や休みの取れなさで疲弊してる方はぜひタクシードライバーになってみてはいかがでしょうか。

「我慢して出稼ぎ」から「この仕事自分に向いているかもしれない」へ

高校を卒業して以来数回勤め先は変わりましたが、ずっと調理の仕事を長年にわたり続けてきたのです。

48歳の時に勤め先のお店が経営破綻した時にも、また調理の仕事に就くつもりでいたのですが、年齢や希望している給与との折り合いなどでなかなか再就職先が決まらず、かと言って娘が中学2年生になっていて、これから色々とお金がかかるため就職活動に専念するというわけにもいきません。

生活費くらいは稼がなければならないため、警備員のアルバイトをしながら見通しのたたない就職活動を続けているという状態だったのです。

調理の仕事を探すことは諦めたくない、でも警備員のアルバイト程度の収入でしばらくやっていくという事は、先のことを考えるとあり得ない。

この現状を打破するためたどり着いたのは、調理の仕事を探すことは長期戦にして、それなりの収入を得る事が出来て、景気が良くなり調理の仕事が見つかり次第そちらに移る事ができるような自由度が高い仕事を探すというものだったのです。

このような考え方をしたのは、農業をしていて出稼ぎでタクシー運転手をしいている友人の話を聞いていたからなのかもしれませんが、私の中ではもうタクシー運転手しかないと決まっていたのです。

カミさんは地元での就職活動を最優先にして、調理の仕事にこだわらなくても良いのではないか、そうすれば割とすぐに再就職先がみつかるかもしれないし、その期間は収入が少なくてもかまわないという事でしたが、何とか説得してタクシー運転手の道へ進んだのです。

友人の紹介で同じタクシー会社に雇ってもらうことができたのですが、地理試験合格と二種免許取得という関門をクリアしなくてはなりません。試験というものから長いこと遠ざかっていましたから不安がありましたが共に問題なくすんなりと合格する事ができたのです。

初日はベテランさんと2人で組んで指導してもらい、二日目の乗務からプロドライバーとしてデビューします。

私は元来友達を笑わせるタイプで人と喋ることは好きなのですが、仕事に慣れないうちはお客様との会話を楽しむ余裕などもちろんなく、いっぱいいっぱいだったのですが、仕事に慣れて余裕が出てくると次第にお客様との会話が楽しいものとなってきたのです。時にはお客様との会話がかなり弾む事もありそのような日はたとえ売り上げが少なくても充実した気持ちになれるのです。

一度カミさんと娘を呼んで東京案内をしましたが、カミさんいわく、流行りの場所とか美味しいお店ではなくもっと家族で落ち着いて話せるようなところがいいと私の東京案内はイマイチなようで、娘も思春期ですから喜んでいるのやらいないのやらで、惨敗してしまいましたが独身寮の狭い部屋で三人でコタツに入りながら久しぶりに親子3人で他愛のない話が出来た事がなによりの出来事だったように思います。

人間交差点のようなタクシーの仕事は味わいのあるものだと思います。色んな仕事をしている人がいて色んなタイプの人がいるんだなあと厨房にこもって仕事をしていた私にとっては軽いカルチャーショックのようなものがあったのです。

正直言って今はこの仕事にやりがいを感じています。カミさんは家族三人で暮らせる期間はそんなに長くないんだから、なるべく早めに地元での就職先を見つけて欲しいと言っていますが、娘だって父親なんていない方がのびのびできていいんじゃないかと思いますし、いたとしたってお互いそんなにコミュニケーション取ろうとはしないし、今の形はベストではないがベターなのではないかと感じています。

調理の仕事よりもこの仕事の方が自分に向いているんじゃないかと最近思い始めています。

仕事を始めた頃は無駄にお金を使いたくないので、休みの日でもどこにも出かけることはなく休日は退屈でしたが、暮らし慣れてくるとお金をかけない休日の楽しい過ごし方も少しずつわかってきて休日が退屈という事もなくなったのです。一人暮らしなどしたことがなかったのでその新鮮さもいまだにあり、出稼ぎ生活は充実しています。

タクシー運転手の仕事は、自由な空間が魅力であり、いろんな場所へ走行するのも魅力です。

タクシーは、大人なら一度は乗った経験があり便利と言えるはずです。市街地、駅前に行けば、乗客を待つタクシーが停車しています。利用されている車は、高級車になり乗り心地は快適です。また、後部席に座り、運転席から受信される無線などに惹かれる人も多くいます。紳士的な応対をしてもらえば、好感も高くなり次も利用したくなります。そんな、タクシーの仕事をしたい人は、年々増加しているらしく若い人もいるようです。一般人から見ると、仕事柄おじさんのイメージが強い職種ですが、憧れから他業種から転職するケースがあります。

転職の理由として、「個人で行う仕事だから」、「自由な感じで働ける」などがあるようです。また、従業員が多い職場で人間関係トラブルなどに遭い転職する人も多くいます。しかし、タクシーの運転手も、現実は甘くなく多く稼げる人は限られています。業界の収入は、基本、給料制と歩合制そして個人経営に区別されます。近年は、人を多く乗せるほど給料がアップする歩合制を取り入れている会社がほとんどです。長い距離を指定する乗客なら、運転手として喜ばしく収入が多くなります。歓楽街などに行き、夜遅くまで働く運転手もいて歩合の収入を増やす努力をします。

歩合制は、固定給料と違い、頑張れば多くの収入を得れる魅力があるようです。他業種から転職する人の中に、歩合制に惹かれてタクシー運転手になった人もいます。固定された収入より、稼げるチャンスがある事が仕事のやりがいに繋がると言えるでしょう。また、タクシー運転手になるには、特別難しくなく通常の運転免許と2種免許があれば可能です。普通免許は、18歳になれば取得できますが、2種免許は運転歴が3年以上21歳から取得できます。2種免許は、営業やお客を乗せて運転を行う資格を取得する事が基本です。3年以上の運転技術があれば、2種免許は難しくないと言えます。

そして、タクシー業界で働くには、会社に正社員として入社します。会社の近隣には、運転手募集求人広告を挙げている事が多くあります。電話をすると、一度面接を行う事になるので好感を持たれる対応をしましょう。また、面接が済めば、適応検査や健康診断を受ける事があります。中でも健康は、乗客を乗せる仕事なので心身が丈夫な人を採用するはずです。会社によっては、足腰が丈夫な人を求めるケースもあるので気を付けましょう。そんなタクシーの仕事は、魅力と大変さが同居する世界と言われます。歩合制になれば、乗客がいなければその分給料も少ない訳です。

しかし、魅力もいくつかあり工夫と努力ができれば、稼げる仕事になります。例えば、製造業や一般の会社は、同じ場所で8時間以上働く事が基本です。毎日同じ事の繰り返しで、マンネリや飽きる人も多くいるはずです。タクシーの仕事は、待機する場所は決められていても、お客を乗せて走る行き場所は、毎回違います。1キロほどの近距離もあれば、50キロを超える長距離もたまにあります。いわゆるタクシー運転手は、毎日どこかをドライブしている感覚です。また、退屈であれば、お客と会話をして楽しむ事もよくあります。いろんな場所を走るために、店を覚えたり乗客に教える事も可能です。

会社勤めとは違う視野が多く、乗客がいれば飽きない仕事になります。さらに、タクシーを運転している室内は、自分だけの空間になり会社オーナーです。嫌な上司、同僚がいなく自分の世界で働ける職場になります。タクシー会社に勤務してから数年後に、個人営業タクシーという形式で働く人もいます。個人タクシーは、自営業というスタイルになり稼いだお金は全て自分の懐に入ります。ガソリン代や車両費は、自分で持つ事になりますが、会社勤務の運転手より給料は高い人が多いです。

働くドライバーさんたちの生の気持ちを集めました

タクシー業界のプロフィール

タクシードライバーは国民生活に欠かせない職業

タクシーは、個々のお客様のニーズに合わせて、ドア・ツー・ドアの輸送サービスを提供しています。
鉄道やバスなどの輸送手段が特定の駅や決められた時間にしか利用できないことに比べて、 タクシーはお客様のニーズに、よりきめ細やかに対応することができます。
タクシードライバーは、お客様の生活になくてはならない職業なのです。

以下は、輸送機関別の輸送人員を比較したものです。
鉄道やバスが圧倒的に多く、ハイヤータクシーの輸送数はそれらに比べると少ないものです。
その代り、1件1件のサービスをきめ細やかにして、お客様に必要とされているのです。

タクシーってどれくらいいるの?

全国には、ハイヤー・タクシーが240、853台走っています(平成26年度)
タクシーの種類には、「法人タクシー」「個人タクシー」「ハイヤー」があります。

法人タクシーは、タクシー会社が車を用意し、社員がそれに乗務してサービスを提供します。
個人タクシーでは、個人が車を用意し、自らそれに乗務してサービスを行います。
ハイヤーは予約制で、一定の日・時間の間、車(と運転手)を貸し切りにするサービスです。

全国のハイヤー・タクシー数は近年減少しています。
これには、2008年から始まった国土交通省通達による供給抑制策が影響しています。

営業区域とは

タクシーは、定められた営業区域内で営業しなければなりません。
発地及び着地のいずれもが営業区域外に存する旅客の運送をしてはならないと、道路運送法によって定められています。
営業区域は、その域内でのタクシーの需給を恣意的に調整することを目的としています。
全国には643区域が存在します。

将来個人タクシーを始めたい人は、個人タクシー開業の条件として「xx営業区域でのタクシー乗務経験x年以上」 といった制約がある場合があります。そのため、最初の法人タクシーを始める営業区域選びも慎重に考えなくてはなりません。

タクシー参入規制緩和とは

2002年にタクシーの数量制限規制が廃止されました。
具体的には以下のような変更がありました。

  • 認可制 -> 届出制
  • 最低保持台数60台 -> 10台
  • 営業所および車庫「所有」->リースでも可
  • 導入車両は新車であることー>中古車で可

    これにより誰でも簡単に業界に参入できるようになったため、タクシー車両は大幅に増加しました。 特に10台ぎりぎりから参入した事業者が多く、これらが経営効率上昇のため、増車を繰り返してきています。

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